キッザニア 学びのヒント

2025.4.25 学びのヒント

探究学習に効果的なICTツールとは?

デジタル機器やインターネットを活用するICT教育は、現代のこども達にとって馴染みのあるツールであり「やってみたい」と思わせる楽しいコンテンツも数多くあることから、こども達の主体的な学びの場を作るといわれています。

2025.4.18 学びのヒント

こども達の可能性を広げるICT教育の方法とは

文部科学省が推進するGIGAスクール構想では、ICT教育の実践が重要な役割を果たします。ICT教育が登場する前の教育現場では、それぞれのこども達の学力に合わせた学習や、個性を伸ばすための取り組みを実践することは難しい問題でした。思考方法や理解の仕方は個々に異なり、同じプロセスで学習を進めると、どうしても結果にギャップが生じてしまいます。それに対して適切なサポートをしないと、こども達が特定の教科に対して苦手意識を持ったり、勉強そのものが嫌いになったりする恐れもあります。

2025.4.3 学びのヒント

こども達の思考する力を伸ばすために ー日常でも探索をー

2017(平成29)年以降順次改訂されてきた新学習指導要領において、今後の予測が困難な時代を生きるこども達の「生きる力」を育むことが提唱されました。この「生きる力」でも3つの柱の1つに挙げられているとおり、現在の学習指導要領では「思考する力」がクローズアップされています。教育現場では探究学習をはじめとしたさまざまな授業で、直接的な正解がない問いに対して、自分で考えて自分なりの答えを見つける取り組みが進められています。

2025.3.25 学びのヒント

「こども達が決めた!キッザニア東京訪問の全貌」〜一人ひとりが描いた未来への地図〜

こども達の学びは教室での学習と併せて、広い社会での体験も重要だといわれています。文部科学省は学習指導要領で、「主体的・対話的で深い学び」を重視し、こども達が自ら課題を発見し積極的に探究することを求めています。この過程では知識習得だけでなく、問題解決能力やコミュニケーション能力、協働力を育むことを呼びかけていると考えられます。また、グローバル化やデジタル化に伴い、社会との接点を持ち未来に向けた視野を広げる力も必要とされているようです。

2025.2.4 学びのヒント

こども達へのネットリテラシー教育の重要性と有効な取り組みを解説

近年、デジタルネイティブと呼ばれるこども達は、日常的にインターネットを利用しています。しかし、社会経験が少ないことから、利用する上で危険にさらされやすくなります。そこで、リスクを避けるためには安全な使い方を学ぶことが大切です。今回のコラムでは、こども達のためのネットリテラシー教育について芝浦工業大学附属中学高等学校で技術・情報科の教科主任を務め、同校で100名以上の部員が所属する電子技術研究部の顧問でもある岩田 亮 先生に解説していただきました。

2024.11.25 学びのヒント

キッザニアでの職業体験はこども達の自己肯定感を醸成する?

「キッザニア白書」は、キッザニアでの体験がこども達に与える影響を調査・分析した結果をまとめた報告書で、2014年からこれまでに5冊を発行してきました。最新の「キッザニア白書2023」では、小・中学生時代の職業体験が成人後の職業観にどのように影響を与えるかについて、定性および定量の両面から調査を行いました。今回のコラムでは、研究のご監修をされた立石慎治先生に、調査項目の中から自己肯定感についてご考察をいただきましたので紹介いたします。

2024.11.21 学びのヒント

こども達の自己効力感を高めるには?キッザニア経験との関連性も解説

こどもが主役の街であるキッザニアでは、場内での体験を通じて、自己効力感が育まれる傾向を見出すことができます。実際、最新の「キッザニア白書2023」で実施した独自の調査結果から、キッザニアでの体験が成人以降の意識にまで影響することが明らかになっています。キッザニアでの体験がどのようにこども達の自己効力感に結びついているのか、調査結果をもとに、わかりやすく解説します。

2024.10.14 学びのヒント

いま、必要とされるSTEAM教育とは?取り組み事例も紹介

これから訪れる社会では、いままでとは異なる思考やスキルを持って、新しい技術を活用する場面が増えていくでしょう。そのために必要なSTEAM教育は、こどもが主役の街キッザニアでも体験できます。具体的にはどのような体験なのか、STEAM教育の概要を解説しながら、私たちの取り組みについても紹介しましょう。

2024.10.7 学びのヒント

非認知能力の醸成に大切なこととは?

これから先の社会で生き抜くためには、非認知能力を高めることが重要だといわれます。この非認知能力は、テストで計測可能な計算能力などの認知能力と共に、こども達の生きる力として大切だといわれています。OECD[1]により、非認知能力の重要性についてレポートが発表されてから約10年。まだまだ新しい概念といえますが、育成へ向けた実践の事例は徐々に発表されています。本コラムでは、今後さらなる発展が予想される非認知能力への取り組みについて、学校やキッザニアの事例とともに見ていきましょう。

2024.9.30 学びのヒント

自己調整学習で見つけるこども達に最適な学び方とは?

未来を担うこども達には、主体的に学んで生きる力を身につけるスキルや態度が必要です。そういったスキルや態度の一つが自己調整学習です。こどもが主役の街キッザニアでも、学校団体向けのキャリア教育プログラムにおいて自己調整学習の助けとなるようなツールを提供しています。その内容はどのようなものなのか、自己調整学習とキッザニアとの関係について紹介しましょう。

2024.9.24 学びのヒント

ウェルビーイングとは?教育で求められることを事例で紹介

世界中で暮らす人々が実感する幸福度の指標がウェルビーイングです。こどもが主役の街キッザニアでも、職業や社会体験を通したウェルビーイング教育につながる気づきを提供しています。キッザニアとウェルビーイング、この2つがどのように結びつくのか、私たちの取り組みとともに、ウェルビーイング教育で求められることについて考えていきましょう。

2024.5.17 学びのヒント

キッザニア経験とキャリア教育の認識|職業体験を意味あるものにするには

こども達のより良い未来へ向けてキャリア教育に熱心に取り組まれている先生が数多くいらっしゃいますが、こうしたキャリア教育はこども達の記憶に残るのでしょうか。そこで、キッザニアで職業体験をしたことがある人とない人のキャリア教育への認識に関する調査を行った結果や、こども達がキャリアに関連した体験を自分ごと化する方法など、研究をご監修くださった立石 慎治先生にお伺いしました。