Out of KidZania 福岡市水道局 ~大切な水をつくる・届ける・守る仕事~
過去2度の大渇水の経験から"節水都市ふくおか"としてさまざまな取り組みを行う福岡市水道局の仕事を学ぶプログラム
水道局のキッズ職員として、水道管工事や漏水調査などリアルな仕事を体験!
各種団体との取り組み 2022年10月8日(土)、10月9日(日)
2023年に福岡市の水道事業は創設100周年を迎えます。福岡市は過去に2度、長期的な給水制限を伴う渇水を経験しました。それを教訓に福岡市は「節水型都市づくり」を進め、現在は世界トップの「漏水率」の低さを誇っています。
『Out of KidZania 福岡市水道局』では、こどもたちが福岡市水道局のキッズ職員として、水を「つくる・届ける・守る」仕事を体験しました。
はじめに座学で浄水場の役割を学び、浄水場の仕組みをろ過装置を使った実験で学習し、水道水の安全性を確認する「水質検査」の重要性を塩素濃度の測定を通じて理解しました。
屋外研修施設では、漏水なくじゃ口まで水を届けられるように水道管を繋げる「水道管工事」の仕事を体験。
災害等での断水を想定して、被害地域にいち早く水を届ける「応急給水」の仕事も実践。班で力を合わせて仮設給水栓の組み立てを行いました。
「漏水調査」では水道管に音聴棒をあて、漏水による異常音がないか耳を澄ませて確認を行いました。
最後に、3つの方法で「気づきのアウトプット」を実施しました。
①活動報告書 仕事を通じて感じたことを自分自身の言葉でまとめる
②節水宣言 福岡市民として今後の具体的な節水方法を考える
③発表 班ごとに劇やコント、替え歌などを用いて保護者の前でさまざまな気づきを披露
開催概要
開催日時:2022年10月8日(土)、10月9日(日) 8:00~19:00
場所:福岡市水道局本局、福岡市水道技術研修所
参加者:福岡市在住の小学4年生~小学6年生 各日50名(計100名)
体制:主催 福岡市水道局
企画・運営 KCJ GROUP 株式会社
一日の流れ
・オリエンテーション、辞令交付
・「つくる仕事」座学・体験
・「届ける・守る仕事」座学
・「届ける・守る仕事」体験
・先輩職員へのインタビュー、先輩職員の技の見学
・アウトプット作成
・発表、まとめ
『私が一番伝えたいこと』
(こどもたちの活動報告書から一部抜粋)
私達が水を使えるのは色々な人の協力があるからなので、その水は大切にしなければいけないと思います! |
福岡は昔あったことをいかして、どんどん水不足をなくしていっている努力をしていること |
安全できれいな水を飲めるのは福岡市水道局の人たちが、一生けん命はたらいてくれているからということが分かった。 |
いつもきれいな水を飲めていることに感謝しよう。 |
コップ1杯の水にたくさんの人が関わっていて、たくさんの人の努力がつまっています。なので水は大切に使ってほしいです。 |
私たちがおいしく安全な水を飲めるのは、水道局のみなさんやダムや森などのおかげだとわかった。 |
蛇口をひねって水が出て、しかもそれをそのまま飲めるということは当たり前ではなく、いろんな人が関わっていまにつながっている。 |
ふだん蛇口をひねれば当たり前のように出てくる水は、水道局の人が24時間365日監視したりして仕えていること |
水道局の職員の方ががんばって作った水を使わせてもらっているので、水を出しっぱなしにしている人がいたら注意しようと思いました。 |
いつも何気なく使っている水は、こんなにもたくさんの人、たくさんの時間をかけて作られている!また水不足を守るために節水してほしいです!! |
世界の中では安心安全の水が出るのは約10ヵ国だけ。なお、福岡市の水もれの少なさは世界トップクラス |
昔は川の水などを使っていたけれど、水道局の人たちなどが工夫して、蛇口をひねるだけですぐに水が出るようにしていたことです。私はそれをすごいと思いました。 |
福岡市の水道水はさまざまな人が努力した結晶 |
水道は人が人のためにつくった水の道。大切に使い、上手に付き合っていこう。 |
6/1だけではなく、ほかの日も節水を心がける |



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