キッザニア福岡の立ち上げ、ゼロからのスタート

最初は学校で学んでいた雑誌編集プロダクションや広告会社を中心に就職活動をしていました。しかし、活動していく中で、自分は直接人と楽しくコミュニケーションをとる仕事が向いているのでは…と感じ、秋採用でテーマパーク業界を見るようになりました。
いくつかテーマパーク業界の説明会に参加したのですが、もともとこどもが好きだったことと、何より「楽しみながら学ぶ（エデュテインメント）」というコンセプトにひかれて、キッザニアだけ選考まで進むことにしました。
私が職場選びをするときに大切にしていたのが、「働きやすさ」や「人間関係の良さ」でした。キッザニア甲子園での説明会や業務体験研修時に「社員・アルバイト等立場に関係なく仲がよさそう」と感じ、2019年に新卒として入社しました。

社員として働きだしてからも社員やアルバイト隔てなく「みんなで協力して良いサービスを提供しよう！」という状況が続いていたのですが、転機が訪れました。
役職に就くことになり、今までフラットな立場で一緒に仕事をしてきた人たちに指示・指導をすることになったのです。それを難しく感じ、悩むことが増えていました。
そのような中、助けてくれたのは、上司や先輩・同期でした。悩みを聞き、親身に相談に乗ってくれ、たくさんアドバイスをしてくれました。そのアドバイスのおかげで、自分なりのマネジャーとしての仕事の仕方が少しずつわかってきました。
立ち上げのため福岡に異動して、まだまだ手探り状態で悩むこと・落ち込むことはありますが、今も周りの仲間たちが支えてくれています。２つの拠点を経験したことで、支えてくれる仲間が増えました。

甲子園で働いているときから、「福岡にキッザニアができるかも」と聞いていて漠然と立上げに関わってみたいなと思っていました。実際に異動の打診があったのは、ちょうど今後のキャリアのことを考える分岐点に立っていた頃でした。自分を成長させるチャンスだと受けることにしました。
最初に福岡に来た頃は戸惑うことばかりでした。甲子園も含めて、設備も道具もない0からのスタートは初めてだったからです。
でも、そこが楽しい点でもありました。コンセプトなど守るべきものはしっかりと守りつつも、「キッザニア福岡らしさ」を福岡の仲間と協力して作って行こうと決意し、積極的に周囲に働きかけました。一緒にパビリオン立ち上げに携わっていたメンバーたちは想像を越えて熱心に取り組んでくれ、それを見て私自身感動したことが何度もありました。
そして、2022年7月に無事にキッザニア福岡をオープンすることができました。

コンセプトと人間関係の良さに惹かれて入社して、今でもその思いは変わらないまま日々業務に取り組んでいます。
これから就職活動をされるみなさまも、企業に出会う中で興味を惹かれること・共感できることがあれば、勇気をもって一歩踏み出してみてください。最初に大切だと感じたことが日々働いていく上での支えになって、困難があっても乗り越える礎になると思います。
キッザニアは、自分から率先して意欲的に動ける人がチャンスを得やすく、活躍しやすい環境です。私自身もこれからまだまだチャレンジしたいことがあります。私たちと一緒にチャレンジし、成長していきたい方のご応募をお待ちしています。