キッザニア マイスター フェスティバル in 三条
三条市内の工場等でこども達がものづくり職業体験!
2014年度から9年連続開催!毎年8月の恒例イベント!
地域との取り組み 2022/08/19(金)、08/20(土)
新潟県三条市は金属製品などの『ものづくり』が盛んなまちで、世界に誇れる技術を持つ工場(こうば)が数多く存在しています。
本イベントは三条市の特色を生かした「つくる仕事」と、人々の暮らしを支える「まちの仕事」の大きく2つのプログラムで成り立ちます。
伝統技術とものづくり精神を次世代に継承し、新たに発展させるための研修施設として開設された三条鍛冶道場では2つのつくる仕事を実施。"五寸釘ペーパーナイフづくり"では、まず熱した釘の頭を鎚で叩き、引っ張りながらねじってナイフの持ち手をつくります。次に刃となる部分をひたすら叩き、平らにしていきます。形ができたら先輩職人が研磨し、刻印を入れて完成。こども達は初めて見るペーパーナイフに興味津々。ペーパーナイフの持ち方、正しい使い方も先輩職人から指導いただき仕事が終了。低学年のこども達には、五寸釘ではなくアルミでペーパーナイフをつくるプログラムが用意されました。
世界最高峰の爪切りを製造すると評される諏訪田製作所では、爪切りの柄を磨く作業を体験。こども達は軍手、ゴーグル、エプロンを着用してベーダーマシンの前に座り、高速で回転するマシンに柄を押し当てます。はじめは飛び散る火花に怖がっていたこども達も徐々に落ち着いて作業ができるようになり、磨かれてピカピカになった金属を見て、こども達は「緊張したけど楽しかった」と達成感を感じていました。
まちの仕事の一つ、"市議会議員の仕事"では、こども達が議員となって議会で現職市長に一般質問を実施。「通学バスを使えるようにしてほしい」などこども達から様々な要望や提案が上がり、市長はその質問一つひとつに丁寧に回答されていました。
仕事をして稼いだ給料は、"店舗デザイン"の仕事をしたこども達が設営した特設ショップで使用することができました。そこでは"缶バッジづくり"でこども達が製作した商品が販売されたり、購入された商品を"パッケージデザインの仕事"で製作された紙袋に入れてお客様にお渡ししたり、複数の仕事が連携して1つのお店ができるという社会の仕組みも学ぶことができました。
プログラム一覧
つくる仕事 |
●黒染めフックの仕事 ●ゴミ拾いトング MAGIP ●ミニ台車 ●つめ切り ●チタンアクセサリー ●3Dプリント ●ペンチ・ニッパー ●ハンドメイド作家 ●ミニチュアけん玉 ●庖丁 ●五寸釘ペーパーナイフ ●アルミペーパーナイフ ●缶バッジ ●パッケージデザイン ●店舗デザイン ●ITエンジニア ●梨収穫 |
まちの仕事 |
●裁判官 ●タウン情報記者 ●道の駅 駅長 ●保育士 ●消防士 ●市議会議員 ●プロバスケ選手 ●農家レストラン ●図書館員 |
概要
開催日 |
2022年8月19日(金)、20日(土) |
開催場所 |
三条ものづくり学校、ほか市内各地 |
プログラム数 |
26 |
出展事業者数 |
25 |
参加者数 |
延べ341名 |
参加対象 |
小学1年生~中学3年生 |
参加費 |
1,000円/1プログラム (別途材料費がかかるプログラム有) |
給料 |
500 |
実施体制 |
主催・運営:「キッザニア マイスター フェスティバル in 三条」実行委員会 監修:KCJ GROUP 株式会社 |



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