2023年2月27日
撮影時のみマスクを外しています
2018年度から始まった対話型ワークショップ「コスモポリタンキャンパス」。
2023年春は「目指せ！社会を変える起業家！ －アントレプレナーシップ・プログラム－」をテーマに、
21名の小中学生が第一線で活やくする講師との対話やワークショップを通して
アントレプレナーシップ（起業家精神）について学びを深めました。
発表会では高校生との交流も行われ、小学生・中学生・高校生が
アントレプレナーシップをテーマにキッザニアへ集結しました。
講師： 東大クイズ王 QuizKnock 伊沢 拓司さん
自分の好きな「クイズ」を、どのように仕事として成り立たせたのかについてお話を聞き、実はうまくいかなかった経験がとても役に立つことを学びました。
その後、新しいサービスを立ち上げるにあたっての楽しさやむずかしさ、また小中学生の時にやった方がよいことは何かなどの対話を行いました。
講師： 株式会社セルフウイング ・ 博士 （早期起業家教育） 平井 由紀子さん
チームごとに会社をつくり、「食」にまつわる「困った」を解決するビジネスプランを作成しました。それぞれの得意をいかして役割決めをした後に、自分たちのプランを世の中の人はどう思うかについて市場調査にチャレンジ。そこで聞き取った意見を加えてプランを練り直し、発表に向けてポスター作りをしました。
このワークショップを通して、人それぞれ「困った」と感じる点がちがうことや、仲間と意見を出しあって新しいアイデアをつくりあげるおもしろさを学びました。
Day 1のアイデアをまとめて、キッザニア東京内で同時に行われていた日本政策金融公庫主催「第5回高校生ビジネスプラン・グランプリ in TOKYO supported by キッザニア東京」
に参加の高校生のみなさんなどに、ポスター発表を行いました。
最初はみんなドキドキしていましたが、多くの人に自分たちのビジネスを説明する中で、アイデアを発信する楽しさを体験しました。
こちらが、参加者が作ったビジネスプランの一部です。
内容
会社のミッションは「健康を “oneclick”で」。この会社では、「配達員と直接会わない非せっしょくデリバリ」サービスを提供します。
さらに専用のアプリでは食事制限のある人も気軽にメニューを選べるような画面表示をします。
メンバー : SOTARO、HARUNO、Hiroka、Ryusei
2日間という短い期間でしたが、参加者は色々な発見があったようです。
参加者の感想を、ぜひご覧ください。
参加者より
積極的に自分の思いを見に来た人に発表できました。
高校生や、大人の人にいろいろと質問をされて一生懸命（けんめい）答えました。
でも、答えられないこともありました。そのときは、質問してくれた人に何かアイデアがあるかを逆に聞いてみたら、ちょっとした工夫などを教えてもらえました。良い経験になりました。
ありがとうございました。
（キャンパスネーム：Rikuu 小学生）
本当に楽しかったです！貴重な経験をありがとうございました！
ポスター発表は思ったよりも緊張（きんちょう）してしまい、伝えたい事が分かりやすく伝わったか、たまに不安になりましたが、仲間と協力して助け合いながら、予想外の質問にも答える事ができたので、自信にもなり、チームワークが大切なのだと実感しました。
（キャンパスネーム：Eriko 中学生）
「第5回高校生ビジネスプラン・グランプリ in TOKYO supported by キッザニア東京」の高校生参加者より
発表がとてもしっかりしていて、同じ時代を共に生きる仲間として心強かったです。いつかどこかでまためぐり合って、おたがいに助け合える未来が来ることを信じています。
日本政策金融公庫 高校生ビジネスプラン・グランプリ運営事務局 濱田 健志様より
コスモポリタンキャンパスは、ワークショップを通じて、社会課題を持続可能なビジネスという形で解決するマインドの醸成（じょうせい）に取り組んでおり、答えのない問いを考える最高の場です。今後のプログラム、大いに期待しています。
そして、コスモポリタンキャンパスを経験した方々が、近い将来、「高校生ビジネスプラン・グランプリ」にも興味を示し、私たち大人や社会をあっと驚かせるようなビジネスプランを応募（おうぼ）してくれることも願っています。みなさんの挑戦（ちょうせん）をお待ちしております。
「コスモポリタンキャンパス」はこれからもSDGsをテーマに、正解のない時代をたくましく生きる力をこども達に育んでもらえるよう、プログラムをじっししていきます。
共催：株式会社セルフウイング
