お店屋さんごっこのねらいとは?年齢別の関わり方や準備・遊び方を解説

お店屋さんごっこのねらいとは?年齢別の関わり方や準備・遊び方を解説
知育・教育 遊び方 未就学児

2026年10月13日(火)

更新

「いらっしゃいませ!」「これください!」楽しそうにお店の人やお客さんになりきるこどもたちの姿は、見ているだけでも微笑ましいものですよね。

こどもたちに人気の「お店屋さんごっこ」ですが、「どんなねらいがあるのかな?」「年齢に合わせてどんな準備をしたらいいんだろう?」と疑問に思う保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、お店屋さんごっこで育つ4つの力をはじめ、1歳児〜5歳児の年齢別の関わり方、環境づくりのポイント3つや準備から振り返りまでの進め方3ステップ、お店のアイデア5選を、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア」の視点からご紹介します。

お店屋さんごっこで育つ力とは?主なねらいについて

お店屋さんごっこで育つ力とは?主なねらいについて

店員さんやお客さんになりきって楽しむお店屋さんごっこには、こどもの「やってみたい!」を引き出す要素がたくさん詰まっています。 夢中で遊ぶ時間のなかで、どのような力が育まれていくのか、主なねらいを見ていきましょう。

言葉のやり取りを通じたコミュニケーション力

「いらっしゃいませ」「これください」「ありがとうございました」

お店屋さんごっこでは、遊びながら自然と言葉を交わす場面が生まれます。

相手の話を聞いて答えたり、「おすすめはこれだよ」と自分の考えを伝えたり。言葉が通じ合う楽しさを、遊びのなかで味わえるでしょう。

年齢が上がるにつれて、「袋はご利用ですか?」「こちらがおすすめです」といった、実際のお店で耳にするようなやり取りへと発展していくのも、お店屋さんごっこの面白さです。

相手の立場を考える社会性・協調性

店員さんとお客さん、それぞれの立場を楽しめる、お店屋さんごっこ。「どうしたら喜んでもらえるかな」「順番を守ろう」などと考えるなかで、相手の気持ちや周りの様子にも自然と目が向くようになっていきそうです。

また、「わたしがレジをするね」「商品を並べよう」と役割を分担したり、相談しながら遊びを進めたりすることも、相手と協力する楽しさを知る経験につながっていくでしょう。

見立て遊びで広がる想像力・表現力

お店屋さんごっこは、身近なものを別のものに見立てて楽しめる遊びです。お菓子の空き箱をケーキに、丸めたチラシを野菜に、積み木をレジにするなど、専用のおもちゃがなくても、こどものアイデア次第でお店の世界がどんどん広がります。

遊びの途中で足りないものが出てきたら、「何で代わりにできるかな?」と一緒に考えてみましょう。あるもので工夫したり、頭のなかのイメージを形にしたりするなかで、こどもならではの自由な発想や表現が引き出されていきそうです。

役割意識と数・お金への興味

お店屋さんごっこでは、「店員さん」「お客さん」「レジ係」など、それぞれの役割を意識しながら遊ぶ場面が生まれます。

「店員さんは商品を渡す」「お客さんはお金を払う」といった役割の違いに気づくことは、社会のなかで人がそれぞれ異なる役割を担っていることに興味を持つきっかけにもなるでしょう。

また、商品に値札をつけたり、レジでお金をやり取りしたりと、数やお金に親しめる場面もたくさんあります。

「リンゴを2個ください」「全部でいくらですか?」といったやり取りを重ねるなかで、数を数えたり、数量を意識したりするきっかけにもなります。少し大きくなったら、おつりのやり取りを加えてみるのも面白いかもしれません。

「お金を払って物を買う」という社会のしくみに触れられるのも、お店屋さんごっこの魅力のひとつです。

年齢別|お店屋さんごっこのねらいと関わり方

年齢別|お店屋さんごっこのねらいと関わり方

こどもの成長に合わせて、お店屋さんごっこの楽しみ方や育まれる力は少しずつ変化していきます。まずは年齢ごとの特徴と関わり方のポイントを一覧で見てみましょう。

年齢 この時期の特徴 関わり方のポイント
1歳児 物の受け渡しを楽しむ 「どうぞ」「ありがとう」と笑顔で応じる
2歳児 見立て遊びや短い言葉のやり取りを楽しむ お客さん役になって楽しそうにリアクションを返す
3歳児 役割の違いを理解し、簡単な道具や制作を取り入れる 普段のお買い物を真似た具体的な声かけでやり取りを広げる
4歳児 友達とイメージを合わせ、設定や役割分担を楽しむ やり方を決めすぎず、こどもの発想や工夫を見守る
5歳児 友達と相談して世界観やお店の決まりごとを作り上げる こども同士の話し合いを尊重し、必要なサポート役に徹する

1歳児のねらいと関わり方

1歳ごろは、「お店屋さんごっこ」の形にこだわらず、まずは物の受け渡しそのものを楽しめるとよい時期です。こどもが握りやすいおもちゃを「どうぞ」と渡したり、「ありがとう」と受け取ったりする、シンプルなやり取りから始めてみましょう。

まだ言葉が出なくても、おもちゃを差し出す動作そのものが立派なやり取りの第一歩。大人が笑顔で応じてあげるだけで、十分に楽しい時間になりそうです。

2歳児のねらいと関わり方

2歳ごろになると、ブロックを食べ物に見立てたり、コップを傾けて飲むまねをしたりと、「見立て・つもり遊び」が盛んになってきます。「いらっしゃいませ」「これどうぞ」といった短い言葉のやり取りも増えてくる時期です。

この時期に大切にしたいのは、大人のリアクションです。「わあ、おいしそう!」など楽しさが伝わるように応じることで、こどもの「もう一回やりたい」という気持ちを引き出せるでしょう。

首から下げる小さなポシェットや、折り紙を丸めたおにぎり、空き箱の商品など、身近なアイテムがひとつあるだけでも気分が高まりそうです。

3歳児のねらいと関わり方

3歳ごろになると、お店の人とお客さんの役割の違いがわかり、それぞれになりきってやり取りを楽しむようになってきます。

丸めた折り紙や花紙で野菜やお菓子を作ったり、紙コップを飾りつけたりと、ちょっとした制作も一緒に楽しめるようになるでしょう。トングで品物を挟んだり、スプーンですくったりと、道具を使う動きも少しずつ上手になってきます。

やり取りをもう一歩広げたいときは、「温めますか?」「袋はご利用ですか?」など、普段のお買い物でよく聞くフレーズを大人から出してみるのもおすすめです。知っている場面と重なることで、こどもの言葉も出てきやすくなりそうですね。

4歳児のねらいと関わり方

4歳ごろになると、「注文が入ってから作るレストランにしよう!」「ケーキ屋さんとパン屋さんを隣同士にしよう」など、きょうだいや友達と共通のイメージを持って遊ぶ姿も見られるようになってきます。

「わたしがレジをやるね」「じゃあわたしは商品を並べる係!」と役を分け合ったり、手作りのお金で「100円です」「おつりです」とやり取りしたりする場面も見られるかもしれません。

大人は最初からやり方を決めすぎず、「どんなお店にしたい?」「どう並べたら買いやすいかな?」と問いかけながら、こどもの工夫やアイデアを温かく見守ってあげられるとよいですね。

5歳児のねらいと関わり方

5歳ごろになると、きょうだいや友達と相談しながら、お店の決まりごとを自分たちで作れるようになってきます。「15時になったらタイムセール」「17時で閉店ね」「並ぶ人はこの線の後ろ」など、決めたことをみんなで共有しながら遊びを進めていきます。

看板やメニュー表、レジなど、開店までに何が必要かを考えて用意する姿も見られるようになるでしょう。何をどの順番で準備するかを自分たちで組み立てていくのは、この時期ならではの楽しみ方です。

時には意見がぶつかることもあるかもしれませんが、こども同士で話し合って折り合いをつけていく時間も、大切な経験になりそうです。大人は口を出しすぎず、材料を一緒に探したり、困っているときにそっと声をかけたりと、サポート役に回ってみるのもおすすめです。

お店屋さんごっこに必要な準備物

お店屋さんごっこに必要な準備物

お店屋さんごっこは、特別なおもちゃを揃えなくても、家にある空き箱や折り紙、普段使っているおもちゃなどを活用して楽しめます。

まずは「どんなお店にしたい?」とこどもと相談しながら、必要なものを考えてみましょう。商品だけでなく、お金や買い物バッグ、レジや看板などを用意すると、よりお店らしいやり取りが楽しめます。

準備しておきたいものは、大きく次の3つに分けられます。

  • 商品:食べ物、飲み物、お菓子、雑貨、おもちゃなど
  • お金・買い物道具:手作りのお金、財布、買い物カゴ、バッグなど
  • お店側の道具:レジ、看板、メニュー表、値札、店員さんの衣装など

もちろん、すべてを最初から用意する必要はありません。まずは身近にあるものから始め、必要に応じて少しずつ増やしていくのがおすすめです。

商品(食品系・グッズ系)

パンやケーキ、野菜、ジュースなどの食品は、折り紙やお花紙、紙粘土、空き箱などを使って手作りできます。また、食品トレーに手作りのパンやお肉、魚などを並べると、スーパーの売り場のような商品づくりも楽しめます。

一から作るのが難しい場合は、おままごとセットの食べ物やぬいぐるみ、ミニカー、絵本など、普段遊んでいるおもちゃを商品にするのもおすすめです。

お金・買い物道具(財布・バッグ)

お金や財布、買い物バッグを用意すると、実際のお買い物のようなやり取りを楽しめます。

お金は、画用紙を丸く切ってコインに、長方形に切ってお札に見立てると簡単に作れます。「10円」「100円」などの数字を書けば、遊びながら数やお金に親しむきっかけにもなるでしょう。

財布は折り紙で作ったり、ジッパー付きの袋で代用したりできます。買い物カゴやエコバッグ、紙袋も用意すると、商品を選んでレジへ向かい、買ったものを持ち帰るまで、お買い物らしいやり取りを楽しめます。

お店側の道具(レジ・看板・衣装)

店員さんになりきるための道具も、お店屋さんごっこの気分を盛り上げてくれるでしょう。

レジは空き箱や段ボールで作るほか、家にある電卓を使うのもおすすめです。画用紙や小さなホワイトボードで看板やメニュー表を作ったり、商品に値札をつけたりすると、ぐっと本物のお店らしくなります。

エプロンやバンダナ、手作りの名札、サンバイザーなどを身につければ、店員さんになりきる楽しさもアップ。「店長」「レジ係」など役割ごとに名札を作ってみるのも楽しそうです。

トングやトレーなどを使う場合は、こどもの年齢に合わせて安全に扱えるものを選び、大人が見守りながら楽しみましょう。

お店屋さんごっこのアイデア集|お店の種類別に用意するもの

お店屋さんごっこのアイデア集|お店の種類別に用意するもの

「どんなお店にしよう?」と迷ったときは、こどもたちがイメージしやすい身近なお店から選んでみるのがおすすめです。お店によって商品や使う道具が変わるので、こどもの興味に合わせてアレンジしてみましょう。

お店の種類 作れるもの・使えるアイテム 主な素材・アイデア
パン屋さん・ケーキ屋さん
  • ケーキ、パン
  • トング、トレー、紙袋、シェフ帽
  • 紙粘土、スポンジ、茶色い折り紙、お花紙
  • 家にあるキッチントング、紙袋、画用紙
アイスクリーム屋さん
  • アイスクリーム、コーン、カップ
  • アイススタンド、ディッシャー
  • お花紙、毛糸、丸めた画用紙、空きカップ
  • 穴を開けた空き箱、スプーン
八百屋さん・果物屋さん
  • 野菜、フルーツ
  • 買い物カゴ、はかり、値札ポップ
  • 新聞紙+折り紙、おままごとのフルーツ
  • 手さげカゴ、小さめの箱、厚紙
おもちゃ屋さん・雑貨屋さん
  • ミニカー、ぬいぐるみ、絵本(普段のおもちゃを商品に)
  • 指輪、ブレスレット、キラキラ小物
  • ラッピング袋、シール
  • 家にあるおもちゃ、手作りの紙飛行機やコマ
  • 折り紙、モール、ビーズ、透明カプセル
  • 小分けビニール袋、リボン
お花屋さん
  • 花、花束
  • 植木鉢、ラッピング袋
  • 折り紙、お花紙、ストロー
  • 紙コップ、リボン

パン屋さんやケーキ屋さんでは、トングで商品を取ってレジへ運ぶなど、実際のお店をイメージしたやり取りを楽しめます。アイスクリーム屋さんなら味やカップを選ぶ、八百屋さんなら個数や値段を決めるなど、お店に合わせて遊び方を変えてみるのもおすすめです。

また、普段使っているおもちゃを商品にすれば、おもちゃ屋さんや雑貨屋さんも手軽に楽しめます。こどもの興味や身近な体験をヒントに、「こんなお店があったら楽しそう!」と自由にアイデアを広げてみてくださいね。

お店屋さんごっこの環境づくり

お店屋さんごっこの環境づくり

お店屋さんごっこを思いきり楽しむためには、こどもたちが世界観に入り込める「空間づくり」も大切なポイントです。おうちにある家具やスペースを少し工夫するだけで、特別な準備をしなくてもワクワクするお店が完成します。

売り場コーナーの作り方

ローテーブルやカラーボックス、ダンボール箱などを並べるだけで、立派な商品棚やカウンターになります。

品物を種類ごとにカゴへ分けたり、シートを敷いて並べたりすると、本物のお店のような雰囲気に。

こどもの目線の高さに合わせて商品を並べられるようにすると、店員さんもお客さんも手が届きやすく、遊びに集中しやすくなるでしょう。

会計・イートインコーナーの配置

売り場の横に小さな箱を置いてレジカウンターを作ると、注文から会計までのやり取りがスムーズになります。

スペースに余裕があれば、少し離れた場所にテーブルや椅子を置いて、イートインコーナーを設けるのもおすすめ。「こちらでお召し上がりですか?」と声をかけたり、商品を運んだりと、お店屋さんごっこの楽しみ方がさらに広がりますよ。

安全な動線の確保

お店の人とお客さんが行き交うスペースをしっかり分け、ぶつからないように動線を確保します。

床に養生テープやマスキングテープを貼って「ならぶところ」「レジ」と目印をつけておくと、小さなお子さんでも順番を意識しやすくなるでしょう。

お店屋さんごっこの進め方

お店屋さんごっこの進め方

お店屋さんごっこは、お店を開いて遊ぶ時間だけでなく、品物を作る準備や遊んだあとの振り返りまで、ひとつながりの遊びとして楽しめます。それぞれの場面にこどもの成長のきっかけが詰まっているので、流れに沿ってポイントを見ていきましょう。

商品・道具づくり

まずは「どんなお店を開きたい?」とこどもと相談してみましょう。お店が決まったら、「何を売る?」「お店の人は何を使っているかな?」と問いかけながら、必要な商品や道具を考えていきます。

準備物をすべて大人が揃えるのではなく、こども自身が考えたり作ったりできる余白を残しておくこともポイントです。

「ケーキを作りたいからスポンジを使ってみよう」「レジがないから箱で作ろう」など、身近な材料をどう使えるか一緒に考えることで、準備そのものが見立て遊びや制作遊びになります。

完成度にこだわりすぎず、こどもが「自分で作った」「自分で考えた」と感じられる時間を大切にしてみてくださいね。

開店準備と役割決め

アイテムが揃ったら、いよいよお店をオープンする準備をはじめましょう。商品を並べたり、レジや看板を置く場所を決めたりと、準備の段階からこどもと一緒に進めることで、「自分のお店ができた!」というワクワク感も高まります。

お店の準備ができたら、「店員さんは誰にする?」「お客さんは誰がやる?」と役割を決めましょう。

きょうだいや友達と遊ぶ場合は、途中で役割を交代すると、それぞれの立場を楽しめます。大人がお客さん役になって、「これください」「おすすめはどれですか?」などと声をかければ、自然なやり取りも生まれやすくなるでしょう。

準備すること ポイント
お店のレイアウトづくり 作った看板を立て、商品をカゴやトレイに見やすく並べます。値札を貼ったり、レジを配置したりして売り場を整えましょう。
役割の分担とルール決め 「だれが店員さんでお客さんか」「どんな順番で何時になったら交代するか」を事前に相談しておくと、スムーズに遊べます。
セリフの練習 「いらっしゃいませ」「これください」「100円です」「ありがとうございました」などのセリフを一緒に練習しておくと、ごっこ遊びへのワクワク感やなりきり気分がぐっと高まります。

活動後の振り返り

遊び終わった後の片付けや振り返りも、こどもの満足感を深める大切なステップです。「楽しかったね!」と共感しながら、遊びの中で見られた素敵な姿をぜひ言葉にしてあげてください。

振り返り方 声かけ・楽しみ方
がんばったことの共有 「笑顔で『ありがとう』って言えてたね」「お金の計算、上手にできてたよ」など、こども自身がこだわったポイントや頑張りを具体的に共有し合いましょう。
インタビュー形式 「今日の一番人気だった商品はどれですか?」「おすすめのポイントを教えてください!」とマイクを向ける真似をして問いかけると、店員さんになりきったまま誇らしげに答えてくれるかもしれません。
次の遊びへの意欲につなげる 「次はどんなお店を開いてみたい?」「新しいメニューも作ってみようか」と言葉を添えると、こどもの想像力や探究心が次の遊びへと自然に広がっていくでしょう。

お店屋さんごっこで大切にしたい配慮・注意点

お店屋さんごっこで大切にしたい配慮・注意点

こどもたちが安心してお店屋さんごっこの世界を楽しむためには、大人の見守りと環境への配慮も欠かせません。お店屋さんごっこで大切にしたい配慮や注意点をまとめました。

年齢に応じた安全面への配慮

0〜2歳の乳幼児は、身近なものを口に入れてしまうことがあります。誤飲につながるおそれのある小さなパーツや本物のお金は避け、大きめの厚紙や空き箱など、安全に扱えるものを代用しましょう。

制作でハサミやホチキスなどを使う場合は、大人の目の届くところで一緒に使い、使い終わったらすぐにこどもの手が届かない場所へ片付けることが大切です。こどもの年齢や発達に合わせて、安全に遊ぶためのルールを決めておくと、安心して楽しめます。

こどもの主体性を尊重する

お店屋さんごっこでは、大人が「こんなお店にしよう」と提案して始めるのもひとつの方法ですが、こどもの「やってみたい!」という気持ちが出てくるのを待ってみる関わり方もおすすめです。

すぐに答えが出ないときは、お店屋さんの絵本を読んだり、普段のお買い物の様子を思い出したりするのがおすすめです。「この間パン屋さんでお買い物したね」「レジでピッてしてもらったね」と体験を振り返るうちに、自然とイメージが膨らんでいくかもしれませんね。

トラブルを学びの機会に変える

きょうだいや友達と遊んでいると、「同じものが欲しくて取り合いになった」「順番を抜かしてしまった」といったトラブルが起こることもあります。こうした場面も、こどもが相手の気持ちを知り、社会性を身につけていく大切な機会です。きょうだいや友達と遊んでいると、「同じものが欲しくて取り合いになった」「順番を抜かしてしまった」といったトラブルが起こることもあります。こうした場面も、こどもが相手の気持ちを知り、社会性を身につけていく大切な機会です。

とっさに注意したり、大人が答えを出したりする場面もあると思いますが、まずは「これが欲しかったんだよね」「順番を待っていたんだね」と、それぞれの気持ちを言葉にして受け止めてあげましょう。そのうえで、「どうしたらみんなで楽しく遊べるかな?」と問いかけることで、こどもたち自身が相手の気持ちを考え、解決策を見つけていくきっかけになります。

お店屋さんごっこから広がる職業体験の場

お店屋さんごっこから広がる職業体験の場

お店屋さんごっこをきっかけに、「本物の仕事もやってみたい」「働くってどんなこと?」と興味が広がってきたら、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア東京・甲子園・福岡」を訪れてみるのもおすすめです。

「キッザニア 東京・甲子園・福岡」は、楽しみながら社会の仕組みを学べる「こどもが主役の街」。実物の約3分の2のサイズでつくられた街並みの中で、ユニフォームを身につけ、本格的な設備や道具を使いながら、約100種類※の仕事やサービス(アクティビティ)を体験できます。

ベーカリーやピザ職人、消防士、医師、キャビンアテンダントなど、実在する企業が協賛するさまざまな仕事が用意されているのも特徴です。仕事をすると、お給料として専用通貨「キッゾ」を受け取ることができ、買い物やサービスに使ったり、銀行に預金したりすることもできます。「働く」「お給料をもらう」「使う・貯める」といった社会の仕組みを、楽しみながら体験できる環境が整っています。

また、「キッザニア白書2025」では、本格的なユニフォームを着用して体験に取り組むことが、こどもたちの「チームワークに関する自己効力感」に影響を与えている傾向がみられたと報告されています。

本格的な空間で憧れの仕事に挑戦したり、これまで知らなかった仕事に出会ったりできるキッザニア。さまざまな職業・社会体験を通して、こどもの興味や可能性を広げるきっかけになるでしょう。

  • ※キッザニア福岡は約70種類(2026年9月時点)

まとめ

まとめ

言葉を交わす楽しさや相手を思いやる気持ち、豊かな想像力など、こどもたちのさまざまな「生きる力」を育んでくれるお店屋さんごっこ。特別なものを用意しなくても、おうちにある空き箱や折り紙に少し工夫を加えるだけで、世界にひとつだけのお店をつくることができます。

遊びを楽しむうちに、「働くって楽しそう」「本物のお仕事もやってみたい!」と、仕事そのものに興味を持つこともあるかもしれません。そんなときは、次のステップとして「キッザニア 東京・甲子園・福岡」で、実際の仕事を体験してみるのもおすすめです。

本格的な設備やユニフォームに触れながら、さまざまな仕事や社会の仕組みを体験することは、こどもにとって新しい発見や自信につながるはず。お店屋さんごっこから芽生えた「やってみたい!」という気持ちを、さらに大きく育てるきっかけになるでしょう。