キッズプロデューサープロジェクト密着レポートメロディで感動を創る! 音楽チーム編

はじめまして!
私の名前はサニーです。
「キッズプロデューサープロジェクト」では音楽チームに所属しています。
音楽チームには私のほかに、中学3年生のたいようさん、小学5年生のカホさん、小学4年生のリュウさん、小学3年生のヒナさんの4人のメンバーがいます。
それぞれ得意な楽器があったり、作曲が趣味だったり、私たちは「音楽が大好き!」という共通点があります。
これからみんなで団結して、アニバーサリーパレードを盛り上げる、すてきな楽曲をプロデュースしたいと思います!
01初日は全チームが集合。初めての名刺交換にドキドキ!

「キッズプロデューサープロジェクト」の初日は、このプロジェクトに参加する全員が集合しました。
最初は私も少し緊張しましたが、みんな元気で面白い人たちなので、すぐに打ち解けることができました。

この日は楽しみにしていたことがありました。
それは、自分の名刺がもらえることです。
プロジェクトの一員として、クリエイターの方をはじめ多くの人と関わることになるので、私たちも名刺を使って自己紹介をすることになります。まずはスタッフのみなさんと名刺交換の練習をしました。
ドキドキしたけれど、無事に渡すことができてよかったです。
そのあとは、「どのようなパレードにしたいのか」を具体的にイメージするために、キッザニアの15周年のテーマである「『なりたい』のために」から想像する言葉を、連想ゲームのようにみんなで答えながらディスカッションをしました。
そして、たくさん出てきたキーワードを参考に各チームに分かれて、それぞれのミッションを相談することになりました。

私たち音楽チームは、「どんな楽曲にしたいか」というテーマで話し合いました。
「ワクワクするような」「元気が出る」「踊りたくなる」など、メンバーで出し合ったさまざまな意見を一つの言葉にまとめ、全員の前で発表をしました。

02杉山勝彦さんへ向けて、緊張のプレゼンテーション!

今日は音楽チームだけのミーティングの日。
全員で話し合って決めた楽曲のイメージを、音楽制作をお願いするアーティストの杉山勝彦さんにしっかりと伝えなければなりません。
杉山さんは、私が大好きな乃木坂46の楽曲も手がけられている憧れの人なので、心臓が飛び出るほどドキドキしました!

こんにちは、音楽チームのサニーです。
乃木坂46さんの曲はすべて好きです!
よろしくお願いします。
知っていてくれたんだ。
ありがとう!

練習の時を思い出しながら名刺を差し出し、きちんと自己紹介をすることができました。
次は、楽曲のイメージを杉山さんに説明します。


音楽チームでは、マインドマップを作って、いろいろな意見を出し合いました。そして、「大人でもこどもでもワクワクするような、やってみたいと思えるような曲をつくりたい」という意見がまとまりました。この曲を聴いた人が「楽しいな」とか「踊りたいな」と感じたり、「目標に向かって努力しよう」と励まされるような、応援ソングができたらいいなと思います。

みなさんから出たキーワードを聞いて、どういう楽曲を作りたいか、それを聴いた人にどういう影響を与えたいか、ということがわかりました。
でも、まだイメージが固いので、「楽しいってどんな感じ?
楽しい時ってどんな顔になる?」とか、もっと具体的な話を聞きたいですね。

03自分の素直な気持ちを音楽に込めると、「共感」が生まれる!


ところで、みなさんが楽しいと感じるのはどういう時ですか?
僕は人としゃべることが好きなので、会話をしている時に楽しいと感じます。

私の場合はトマトを食べている時です(笑)。


いいですね!
例えば曲が始まった時に「トマト食べたい!」って叫んだらすごく個性的な曲になりますよね。
そういう感性ってすごく大事です。
トマトの弾けた感じが口の中いっぱいに広がる時、私はとても楽しく感じます。
そのことが音楽につながるなんて考えてもみなかったですが、日常のささいなことに音楽作りのヒントがあるんだなと思いました。
私は2つあって、1つは趣味の作曲をしている時です。
もう1つは、友だちとか家族とか周りの人が楽しそうにしている様子を見ている時です。



カホさんは作曲家に向いていますね。音楽を作る時、まず最初に「自分はこの曲を作りたい!」という気持ちを持つことが大事です。そのあとに、「この曲をどうみんなに伝えるか、楽しんでもらえるか」ということを考えると、音楽はもっとよくなります。そういうことが好きだと言えるカホさんはすばらしいです! ヒナさんはどうですか?

おやつを食べている時が楽しいです!あと和太鼓を練習している時も。


なるほど、みなさんのことが少しわかってきたかな。音楽って、自分が悩んでいることとか、楽しいと感じることを素直に表現すると、一人の意見のはずなのに、たくさんの人にしっかり伝わったりします。
そういう共感を生み出すことが、音楽作りでは必要なんです。だから、みなさんからの思いや考えをどんどん引き出して、楽曲に反映していきたいと思います。
杉山さんは私たちの話をしっかり聞いてくださって、とても話しやすかったです。
裏話のような話題も出たりしてワクワクしました!
04みんなの好きな楽器を加えて、
音楽チームの個性を出す!


みなさんは「この楽器の音色が好き!」というものはありますか?
それを楽曲に加えても面白いかも知れませんね。
ドラムを入れたいです!

ピアノ!


ボンッ、ボンッみたいなの!


あはははは! 今のそのまま使いたいな(笑)。
僕はハイハット※です! (※2つのシンバルを重ねたものをペダルで踏んだり叩いたりして音を出す楽器)


マニアックだなぁ! ヒナさんはピアノのほかにも何かありますか?
いちばん好きな楽器は和太鼓です。


なるほど。和太鼓とダンスの組み合わせってなかなか難易度が高い……(笑)。でも、キッザニアジャパンの15周年だから、日本らしい音を入れるのもいいですね。
ここで、音楽チームのリュウさんがリモートで合流

こんにちは! リュウです。よろしくお願いします。


こんにちは! 今みなさんに楽曲に加えたい楽器の音を聞いていたんですが、リュウさんは何かありますか?
トランペットがいいです! 音に迫力があるから、勇気が出て、聴いている人も笑顔になれると思います。


いいですね、採用です! でも、和太鼓とトランペットをどう絡ませようかな(笑)。
リュウさんはピアノ、ヒナさんは和太鼓を習っています。
カホさんは「GarageBand」を使って作曲をすることが趣味で、たいようさんは「CUBASE」という作曲ソフトの開発に関わったことがあるそうです!
そんな音楽が大好きなみんなと話すのはとても楽しかったです。
05心の内面を楽曲に乗せて、
多くの人に感動してもらいたい!


キッザニアの15周年のテーマ「『なりたい』のために」という言葉を考えると、「なりたい」ことを実現するのはなかなか難しいこともありそうですよね。壁にぶつかったり、周りからバカにされてしまうこともあるかも知れない。そういう時、みなさんだったらどうしますか?

バカにする人の意見は無視して、「全力で結果を出して見返してやろう」と、頑張ります。

悲しくなったり、悔しくなったりすると思うけど、めげずに自分が頑張れば、ほかの人も元気づけられるのかなと思います。

その壁を乗り越えたらどんな状況が待っているのだろうと、ポジティブに考えてみます。


「なりたい」を叶えるためには、きっと傷つくことや葛藤することも多いですよね。でも、そんな感情も音楽に乗せた方が多くの人に“伝わる”ものになるんじゃないかな。僕は、明るさや楽しさの中にも、内面の深い部分を加えた楽曲にしたいなと考えています。

杉山さんも自分が提案した曲が採用されず、落ち込んだりすることもあるそうです。
それでも挑戦し続けることで、ヒット曲が生まれたり、いろいろな人と出会えたり、よい結果につながっていると話されていました。
「挑戦することに意味がある」という杉山さんの言葉が印象に残りました。

このミーティングでは、みなさんからたくさんの言葉やエッセンスをいただきました。これらを盛り込んで、よい作品に仕上げたいと思います。音楽チームの5人が「私たちの曲なんだ!」って思ってくれたらいいですね。ぜひ楽しみにしていてください!
はい!


杉山さんが、どういう風に音楽と関わっているかとか、身近な出来事を発想につなげるという話を聞いて、私も日常生活で活かしたいなと思いました。そして、杉山さんやチームのみんなともいろいろな話ができて、音楽チームの団結力がいっそう強まった気がします。よりよい楽曲ができるのが楽しみです!

※撮影時のみマスクを外しています
プロジェクトの様子を動画でもチェック!
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作詞・作曲・編曲家杉山勝彦
アーティストとして2014年にメジャーデビューし、現在はフォークデュオ「TANEBI」のギタリストとしても活躍中。作詞・作曲では、中島美嘉、嵐などの楽曲も手掛け、2017年、家入レオ「ずっと、ふたりで」にて第59 回日本レコード大賞作曲賞を受賞。
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たいよう 中学3年生。好きなことはプログラミングで、「CUBASE」という作曲ソフトの開発に携わったことがある。
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サニー 中学1年生。好きな食べ物はトマトで、好きなキッザニアのアクティビティはラジオ局。音楽チームとして精一杯がんばって、キッザニアらしい曲をつくりたい!
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カホ 小学5年生。好きな食べ物はフカヒレ! 作曲が趣味でピアノを習っている。
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リュウ 小学4年生。ピアノを習っていて「ソナチネ」という曲を練習している。
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ヒナ 小学3年生の8歳。最近好きなことは和太鼓の練習をすること!
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振付 akane 音楽制作 杉山勝彦 衣装デザイン yayo 衣装製作 SAYAKAASANO、衣裳生地フジカケ 企画協力 株式会社アルファベッティ 映像制作 ふじやさとし 映像カメラマン 藤田悟 写真撮影 林直幸 他 歌唱 古谷怜央(NPO法人 JOY Kids' Theater)
ゆうき(NPO法人 JOY Kids' Theater)