Out of KidZania in のべおか

宮崎県で初めてのOut of KidZaniaは、SDGsの理念を取り入れた、延岡市による新たなまちづくりのスタートアップ事業として開催。会場となった延岡市役所には仕事体験のほかに、こども達がSDGsを身近に感じ楽しく学べるよう、〇×クイズや不要になった鉛筆などの寄付の受付をはじめ、延岡発祥の企業である旭化成(株)の取組みなどを紹介する特設コーナーを設置しました。

市役所内では『シネマスタッフの仕事』や『和菓子職人の仕事』『ネイリストの仕事』など、2日間で全16種類のプログラムを実施。
『医療従事者の仕事』を体験したこどもは、「コロナ禍で医療従事者が頑張っている様子を見て、"自分もそんな風に人を助けられる医師になりたい"と思い申し込んだ」とキラキラした目で話してくれました。

延岡市ならではの仕事では、延岡市発祥で全国に店舗を展開する元祖辛麺の人気店桝元が『辛麺屋の仕事』を提供。こども達はにんにくを潰したり、辛さを知るために自分で辛みを調節して調理し、試食して感想を述べあいました。また、延岡の秋の風物詩『鮎やなの仕事』では、川に架かる"やな"で鮎を獲り、鮎に串をさして塩焼きにし、骨抜きの仕方を学びました。
自然と向き合う第一次産業の仕事も実施。『果樹農家の仕事』では季節のフルーツ、柿の収穫・選別・出荷作業を体験。『漁師の仕事』では20人で船に乗り、定置網漁の水揚げを体験した。

仕事を終えたこども達は給料「200ノベカ」を手にし、市役所前に設置された売店で文房具を買ったり、お菓子を釣るゲームに参加したりと思い思いに楽しみました。